素晴らしい新年を迎えるために、今年は国産精麻を使って、世界でたった一つのしめ縄・しめ飾りを手作りしてみませんか?
今回制作するしめ縄、使用する精麻は15枚。直径2センチ前後、ご自宅の神棚に飾るのにもピッタリのサイズが出来ます。
また精麻のしめ飾りは、お正月だけでなく、1年中玄関などに飾っておくことが出来ます。
どちらも左綯い、三本綯いで縄を作ります。
シンプルに立派なしめ縄を綯うも良し、アレンジを加えて豪華なお飾りにするのも良し!当日のご用意はありませんが、お正月には松や生花などをプラスして豪華に飾り、その後はシンプルな神麻飾りにするのも良いと思います。
しめ縄・しめ飾りは稲藁を使用されていることが多いですが、今回使用するのは精麻=大麻です。
先日が執り行われた大嘗祭にて 、大麻という植物が注目されるようになってきました。大嘗祭とは天皇が即位の礼の後、初めて行う新嘗祭(にいなめさい)です。
この儀式にもっとも重要なものが、「大麻の織物=麁服(あらたえ)」とされています。これは「服」ではなく、巻物のように長い一枚の大麻の織物で、天皇陛下が威霊を体得される為に神座に神御衣(かむみそ)として祀るものなのです。
この機会に、日本人にとっての「本当の大麻」もしくは「大麻の真実」を皆さんに知って欲しいと思っています。
作業をしながら、日本の大切な文化である大麻の歴史などについてのお話もさせていただければと思います。
縄の綯い方がわかれば、麻紐を使ったアクセサリーなども作れるようになります。